製品情報｜詳細

アルミブロック恒温槽

ドライサーモユニット

DTU-2CN

商品コード： 0075932-000

恒温水槽なみの温度精度、ゆったり入る深型。ディープブロックは2個まで。+200℃までのCタイプ。

主な用途

●各種の酵素反応やDNAやRNAの熱変性
●糖・タンパク質・脂肪酸等の加水分解反応
●溶媒の留去（要オプション）

ダウンロードファイル（有用情報）

総合カタログよりドライサーモユニット DTU-1BN/2BN/1CN/2CN (PDF)

特長

遠沈管や試験管もゆったり入るディープブロック

50mlディスポ遠沈管ならば9本が入る専用のディープブロックは2個載ります。
ディープブロック（別売）は、多様な容器に対応できるように数種をご用意しています。

C（ケミカル）タイプは+200℃まで

高温が必要な濃縮乾固や合成反応などにお使いいただけます。

恒温水槽並の優れた温度精度

センサーブロック方式（PAT.P）により、従来のアルミブロック恒温槽ではなし得なかった恒温水槽なみの精密な温調が可能です。

ONタイマーとOFFタイマー装備、待ち時間なしで作業が可能

1分~99時間59分まで設定できる、ONタイマー、OFFタイマーおよびお知らせタイマーを備えています。実験開始前にONタイマーをセットしておけば、待ち時間なしで即、作業に入ることができます。またお知らせタイマーは設定した時間が経過したときブザー音でお知らせします。
（タイマーは使用時にいずれか1つの機能を選択、ON&OFF、ON＆お知らせなど同時に2機能を使用することはできません）

アップダウンキーで温度設定

アップダウンキーで温度を0.1℃単位で設定できます。温度表示はデジタルで、設定温度と現在温度を同時に確認することができます。
また設定温度到達お知らせ機能を備えており、設定温度に到達したときにブザー音でお知らせします。

メモリ機能

温度設定値を３つまで記憶させることができるメモリ機能を装備しています。良くご利用になる温度設定値を入力しておけば簡単に呼びだしご使用することができます。

窒素ガス吹付けで濃縮にも

エヴァポレーションヘッド（別売）を使用すれば、溶媒の留去によるサンプル濃縮が可能になります。

温度出力に対応（特型）

特型にて本体背面に端子とケーブルを追加し、現在温度の出力が可能です。信号の出力はDC0 ～ 1V (0 ～ 200℃スパン)となります。詳しくはお問合わせください。

※本製品は旧製品DTU-2Cの後継機です。DTU-2Cと同じブロックがご使用になれます。

仕様

型名	DTU-2CN
使用温度範囲	室温+5℃～+200℃
温度調節精度	±0.1℃以下(*1)
最小温度設定単位	0.1℃
温度設定方式	UP/DOWN方式
温度表示	デジタル式(設定温度および現在温度)
メモリ機能	温度メモリー×3点
ヒーター	250W
温度補正	2点補正、1点補正　(オフセット機能)
タイマー	ONタイマー、OFFタイマー、設定時間お知らせタイマー（1～99時間59分）(*2)
その他の機能(*3)	オートチューニング、設定温度到達お知らせブザー
安全器／安全機能	ヒューズ、高温安全器、ブザー、不揮発メモリ異常、センサー断線診断、オートチューニング異常、試料保護警報（高温/低温）
外形寸法	318×318×130Hmm
質量	約6kg
電源	AC100V・2.8A(*4)
標準付属品	ブロック取り外し用ハンドル×1、ガラス管ヒューズ（3A）×1
価格	¥149,000(アルミブロックは別売)
(*1)室温25℃、設定温度37.0℃、アルミブロックAL-1136を使用し全ての穴にシリコンオイルを適量入れた状態での中心1穴での値です。温度安定のため必ずブロックは2個ご使用ください。バリデーションにおける合否判定基準については、試験環境および使用ブロックの種類により異なりますので別途お問い合わせください。
(*2)タイマーは使用時にいずれか1つの機能を選択します。
(*3)特型にて温度出力の対応が可能です（現在温度の出力、DC0〜1V）。詳しくはお問合わせください。
(*4)AC100V±5％