導入事例 導入事例一覧 様々な業種、様々な用途に私たちタイテックの製品はご使用いただいております。ユーザー様のお仕事に貢献させていただける感謝を込めて、ユーザー様の業績を中心にご紹介いたします。 004自然環境からプラスチック分解菌を単離し、環境浄化への応用を目指す東洋大学 生命科学部応用生物科学科 准教授 東端 啓貴 様近年、マイクロプラスチックやプラスチックごみ等の環境浄化の観点から、プラスチックを分解できる菌の存在に社会的な関心が高まっています。 東洋大学の東端先生の研究室では数年前よりプラスチック分解菌の研究を行っており、自然界から数々の菌を単離・培養し、動態を詳しく調べておられます。 そのプラスチック分解菌の研究にタイテック製品をお使い頂いていることを知り、詳しい実験手法や今後の展望などをお聴きしたく、インタビューに伺いました。 003“積木細工”の発想で切り拓く高機能タンパク質デザインの未来東北大学 大学院工学研究科 バイオ工学専攻生体機能化学講座 タンパク質工学分野 教授 梅津 光央 様タンパク質はアミノ酸のポリマーであり、折りたたまれて3次構造を持つ「ドメイン」を形成し、それら「ドメイン」が相互作用して4次構造を形成します。機能面から観ると「ドメイン」の形成が機能発現の最小単位になっていることが多く、構造・機能としても最もデータが蓄積されている単位(モジュール)は「ドメイン」です。 データベースから様々な「ドメイン」を選択もしくは新しい「ドメイン」を創りだし、それらを融合させる積木細工的発想で、利用目的に特化した高機能なスマートタンパク質を設計する方法論を研究している梅津教授。 実験台としても使用できる大型振とう培養機G・BR-200/300を数多くご利用いただいている梅津研究室。なぜ同製品を集中的に選定して頂いているのか、その理由をお聴きしたくインタビューに伺いました。 002「志ある医学者」と「プロの経営者」の二人三脚で始めた遺伝子治療のリーディングカンパニーへの歩み株式会社遺伝子治療研究所 様近年になって安全性に優れた「AAV(アデノ随伴ウィルス)ベクター」が実用化されたことにより、再び脚光を浴びるようになってきた遺伝子治療。株式会社遺伝子治療研究所様は、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、アルツハイマー病などの治療に画期的な技術を持ち、日本発の遺伝子治療のリーディングカンパニーを目指しておられます。遺伝子治療の最先端、しかもその遺伝子治療薬(目的遺伝子をベクターに搭載したもの)の製造現場に当社のチラー(恒温水循環装置)CH-802Bを選定して頂いたと聞き、半導体製造ラインにて数多くの実績を持ち高い温度精度とメンテナンス性を備えた本機が、どの様に貢献しているのかを是非とも拝見したく、取材をお願い致しました。 001極限環境である深海生命圏の調査と利活用を目指すJAMSTEC(国立研究開発法人 海洋研究開発機構) 深海・地殻内生物圏研究分野/海洋生命理工学研究開発センター 様極限環境に存在する生物の中でもとりわけ生命進化の解明や遺伝子資源の探索で注目される「極限環境微生物」ですが、16SリボソームRNAの遺伝子配列に基づいた系統解析からも、そのほとんどが培養できていない事が知られています。深海は一般的に、低温・高圧・暗黒といった環境が恒常的に続く季節感の非常に乏しい世界です。しかし地殻活動の活発な所には地球内部で熱せられた水が噴出する熱水噴出孔が存在しています。熱水噴出孔から噴出する高温・高酸・高アルカリといった水には、まさに「極限」の環境に生育する微生物がいます。 その研究現場でタイテックの恒温振とう培養機 〈バイオシェーカー® BRシリーズ〉が数多く使われていると聞き、取材をさせて頂きました。