アプリケーションデータシート No.25
容器形状や振とうの速度・振幅と培養効率について
アプリケーションデータの概要
微生物の振とう培養法には様々なファクターがある。培地の成分や培養対象となる微生物の性質(至適培養温度等)については割愛するが、特に好気条件を必要とする時に重要となる「エアレーション」の効率が、培養の速度や収量を左右すると言っても過言ではない。この「エアレーション」を考える時、関係するファクターが即ち培養容器の形状(種類)・容器容量・液量・振とう方式・振とう速度・振幅で
ある。これらのうち振とう方式は容器形状で決まり、液量にはセオリーがあるため容器容量も自ずと決まる。従って、容器形状・振とう速度・振幅が主な変数となる。本紙ではこの3つのファクターについて、実験を踏まえた考察を紹介する。
ファイルのダウンロード
「容器形状や振とうの速度・振幅と培養効率について」をダウンロード
関連する製品

大型恒温振とう培養機 | バイオシェーカー® | G・BR-300
2段重ねとリフトアップドア、サイド実験台としても活用可能で大量培養と省スペースを両立。■使用温度範囲:+4℃~+80℃ ■温度調節精度:±0.3℃~1.0℃(*1)
大型恒温振とう培養機 | バイオシェーカー® | BR-180LF-70RT
振とう培養機トップブランドの責任。BR-180LFに旋回『70mm振幅』モデル登場。■使用温度範囲:+4℃~+70℃(*1) ■温度調節精度:±0.3℃~1.0℃(*2)
旋回振とう培養用非接触濁度計 | OD-Monitor制御ユニット | ODBox-A
OD-MonitorA&Sの制御ユニットです。■測定値(OD)の表示:赤外線(950nm)の透過光量を大腸菌のOD600に換算表示 ■有効測定範囲:0.10~2.55(精度保証範囲0.5~1.5)
旋回振とう培養用非接触濁度計 | OD-Monitor測定ユニット | ODSensor-S
OD-MonitorA&Sの測定ユニットです。■測定方式:赤外線透過光方式(水平投射) ■測定波長:950nm
旋回振とう培養用非接触濁度計 | OD-Monitor制御ユニット | ODBox-B
OD-MonitorB&Lの制御ユニットです。■測定値(OD)の表示:赤外線(950nm)の透過光/反射光量を大腸菌のOD600に換算表示 ■有効測定範囲:0.00~9.99(精度保証範囲0.3~7.0)