TAITEC-Online

製品情報|詳細

旋回振とう培養用非接触濁度計
OD-Monitor制御ユニット

ODBox-A

商品コード: 0066239-000
OD-MonitorA&Sの制御ユニットです。

主な用途

培養中の細菌の細胞密度観測
病原性細菌の細胞密度観測
嫌気性条件下で培養中の細菌やガス濃度の分析が重要となる細胞の観測
増殖速度の遅い細菌の細胞密度観測

ダウンロードファイル(有用情報)

総合カタログより OD-monitor A&S/C&T (PDF)

特長

独自の技術で旋回振とう中の培養液の濁度を測定可能に
本製品は、独自に解析した『旋回振とう中の三角フラスコ内の液体の挙動と透過光の関係』を参照することで濁度を算出しています。測定時は、三角フラスコのサイズや振とう速度等を操作パネルにて設定します。



市販のUSBメモリにデータ保存

USB2.0のフラッシュメモリにテキスト形式で測定条件と測定値を保存できます。
※OD BOXとの相性により、USBメモリによっては安定して書き込みができない場合があります。
OD-Monitorシリーズで動作確認済のUSBメモリを下記にご紹介いたします。
[1]型番: YUM2-8G/K、メーカー: IO data、容量: 8GB、USB仕様: USB3.1/2.0
※)USBメモリを初めてのご使用する際には、パソコンで動作確認を行うのをお勧めします。
指定OD値を超えたらお知らせ
指定したOD(別売の測定ユニット個々に設定可能)を超えた際にブザーでお知らせします。
お使いの分光光度計とのズレは補正機能で対応
ODは、測定装置によって変わる場合があります。補正機能を使用すれば、お使いの分光光度計の値とのズレを15%以内にすることができます。
測定ユニット(別売)は最大8台まで接続可能、市販のプリンタも使用可能

最大8台(2Ch×4Line)による、同条件下での測定が可能です。また、市販の感熱式ロールプリンタを使用して測定結果を印刷することもできます。測定ユニットやプリンタは、本製品の背面に接続します。

仕様

型名ODBox-A
測定値(OD)の表示赤外線(950nm)の透過光量を大腸菌のOD600に換算表示
有効測定範囲0.10~2.55(精度保証範囲0.5~1.5)
大腸菌以外の生物種/分光光度計との測定誤差への対応補正係数(0.01~2.55、初期値は1.00)の入力による
補正後誤差/補正適用範囲15%以内(OD=0.5~1.5において)
インターバル(測定間隔)1/5/10/30/60/120/240min
最大測定時間ODBox-A本体のみ:360ポイント(*1)
記憶媒体使用時:容量による
ODSensor-Sの最大接続数8台(2Ch×4Line)、すべて同条件下での測定
印刷出力用インターフェースRS-232C(*2)
外部記憶媒体用インターフェースUSB2.0フラッシュメモリ(*3)用ポート
その他の機能アラーム機能あり(あらかじめ指定したODを超えた際にブザー通知)(*4)
外形寸法153×220×127Hmm
本体質量1.9kg
電源100〜125V 0.1A
標準付属品フラットケーブル(2m)×1
価格¥238,000(ODSensor-Sは別売)
(*1)ポイント=総測定時間÷インターバルです。360ポイントを超過した場合は、360ポイント目が更新され続けます。
(*2)推奨ケーブルはサンワサプライ製KRS-433XF-07K(D-Sub9ピン両端メス、ストレート結線)、推奨プリンタは三栄電機製BL2-58SNBJCロール紙プリンタとなります。
(*3)パソコンで使用できても本製品では使用できないものがあります。
(*4)インターバルの設定によっては、指定値に到達してもすぐにはブザーが鳴らない場合があります。

外形図

別売部品

OD-Monitor測定ユニット | ODSensor-S
OD-MonitorA&Sの測定ユニットです。■測定方式:赤外線透過光方式(水平投射) ■測定波長:950nm
フラットケーブル(2m) | OD-CAV0200
ODBoxへODSensorを接続するためのケーブルです。 ■:
カラーキャップ&タグ | OD-CAP0408
ODSensorの複数使用時の識別を容易にするタグです。 ■:

関連製品

旋回振とう培養用非接触濁度計 | | OD-MonitorA&S
三角フラスコでいつもどおり培養しながら非接触でOD測定!!■測定環境温度範囲:+15℃~+50℃(組み合わせるバイオシェーカーの温度設定にご注意ください) ■適用三角フラスコおよび液量:(*)透明ガラス製100/200/300/500ml(色つきやバッフル付きは不可)、1/5容量